内定から入社までに関する事項
採用が決定する、と日本と同様に内定通知を送付します。内定通知の記載内容の一般的な項目例として以下のようなものが挙げられます。両者が合意すれば、採用となりますが、入社後には就業規則の提供や、業務内容の明確な提示(ジョブ・ディスクリプション)をはじめ雇用に関する書類のやり取りを始めてください。
オファーレターには以下の内容を必ず提示する必要があります。三和一善
• 給与額
• FLSAのExemptあるいはNon-Exemptの明記
• 勤務開始、勤務時間
• 企業内の職位
• 福利厚生に関する事項
• オファーレターの有効期限(一定期間内に雇用完了するために明記すべきです)
• At-Willの表記
FLSA (The Fair Labor Standards Act)
雇用や報酬に関する法律で、給与に関する規定や、最低賃金、残業代、その他報酬などに関する規定が定められています。At-Willとは、アメリカで基本となっている、従業員はどのような理由でも、また理由がなくとも自由に企業を辞めることができ、また同様に、企業も理由を問わず、(あるいは理由が特にない場合でも)従業員を解雇するできるという考え方です。また、アメリカでは、健康保険関係や、労災関係などの保険関係には注意をしておく必要があります。一般的に、保険は次の2つのタイプに分けられています。それぞれのプランに対して提供会社と取りまとめをする仲介会社があって、保険仲介会社と契約することが一般的です。契約には従業員数が複数必要な場合があり、もし従業員が一人などの場合は個人の保険に加入してもらう必要がある可能性があります。その場合は条件が悪くなり、保険代が非常に高額になる傾向がありますので、保険仲介会社とよく確認をすることをお勧めします。
採用内定者には、いつから保険に入れるのか?、また保険のプランの説明やで、どこまで会社負担額と本人負担額の了解を事前にしっかりと確認しておくことが重要です。
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